シーリング工事– お住まいの防水性能を回復、守ります –

シーリングは、
最前線で住まいを守っています

外壁のシーリング

シーリング工事は、外壁材の継ぎ目や窓周り、ドア周りなどの隙間を専用の材料で埋める工事です。「コーキング工事」とも呼ばれ、建物の防水性能と気密性能を保つために欠かせない工事です。

シーリング材は建物の「パッキン」のような役割を果たしており、雨水の侵入を防ぐ最前線で建物を守っています。しかし、紫外線や温度変化、建物の微細な動きにより、年月とともに必ず劣化していきます。

「見た目は大丈夫そう」に見えても、実は防水性能が失われていることも多く、放置すると雨漏りや建物内部の腐食につながる重要な部分です。

シーリングのひび割れ(クラック)

シーリングのひび割れ(クラック)

剥離・はがれ、落下

剥離・はがれ、落下

隙間、硬化・痩せ

隙間、硬化・痩せ
構造材の腐食

木造住宅では柱や梁の腐食、鉄骨造では錆の発生により、建物の耐久性が大幅に低下します。

断熱材の劣化

濡れた断熱材は性能が著しく低下し、冷暖房効率が悪化します。

内装への影響

壁紙の剥がれ、カビの発生、天井からの雨漏りなど、生活に直接影響が出ます。

修繕費用の増大

早期であれば数万円で済む工事も、放置すると大規模修繕が必要になることもあります。

シーリング

とそう家では、古いシーリング材を完全に除去してから新しい材料を充填する「打ち替え工事」を基本としています。
古い材料の上から重ねる「打ち増し工事」は一時的な対処に過ぎず、根本的な解決にはなりません。

手間はかかりますが、完全撤去により新しいシーリング材が確実に密着し、長期間の防水性能を確保できます。

建物に最適な材料選定

シーリング材には様々な種類があり、それぞれ特性が異なります。とそう家では、建物の構造、立地条件、既存の外壁材との相性を考慮して最適な材料を選定します。

耐久性に優れるが塗装不可

低コストだが耐久性は劣る

丁寧な下地処理

丁寧な下地処理

シーリング工事の品質は、下地処理の丁寧さで決まります。
古い材料の除去、清掃、プライマー処理など、見えない部分の作業を手抜きなく行います。

プライマー処理

プライマー処理

シーリング材と外壁材の密着性を高めるとても大切な工程です。
材質に応じた専用プライマーを使用し、処理を行っていきます。

マスキング

マスキング

仕上がりの美しさを左右する大切な作業として、マスキングは丁寧に行います。
この工程を行うことで、真っ直ぐで美しい仕上がりを実現します。

外壁サイディングの目地

最も広範囲な施工箇所です。建物全体の防水性能に直結します。

費用:700~1,200円/m

一般的な30坪住宅:約15~25万円

窓周り・ドア周り

開口部周りは特に雨水が侵入しやすく、丁寧な施工が必要です。

費用:800円~1,500円/m

窓1あたり:約5,000~15,000円

破風板・軒天の取り合い部

屋根と外壁の境界部分で、雨水が集中しやすい重要な箇所です。

費用:800~1,500円/m

一般的な30坪住宅:約8~15万円

配管貫通部

配管や給排水管の周りなど、後から開けられた穴の防水処理です。

費用:2,000円~/箇所

エアコン1:約2,000~5,000円

ベランダ・バルコニー

防水層との取り合い部分で、雨漏りが発生しやすい箇所です。

費用:1,000~2,000円/m

一般的なベランダ:約3~8万円

※高所作業の場合は別途足場費用がかかります。外壁塗装と同時施工で足場代を節約できます。